「庄松ありのままの記」鈴木大拙全集第10巻 1969年 岩波書店
旅についての読書録 そろそろ終わります。 「海底二万里」「アラビアンナイト」「キャプテンケン」(手塚治虫 火星の街)「白鯨」おもしろかった記憶ですが手元に本がないので・・・。矢内原忠雄のパレスチナ紀行(ユダヤ人入植前のパレスチナ)とプリーモ・レーヴィのヨーロッパ大陸横断(アウシュヴィッツ収容所解放後戦禍荒廃の大陸を故郷イタリアまで)はコロナ禍が終わったら捜す予定です。それと万葉集の羇旅の部、良い解説があれば(それは良い神父に出会いたい 同様困難)。
さて 庄松。
京都の本山 浄土宗でしょうか に参詣。帰路播磨灘で暴風雨に遭遇。同行の人々は狼狽し金毘羅様に宗旨がえのお祈り/大騒ぎ。庄松だけが高いびき。起こされると、「ここは娑婆か」この世でもあの世でもいい。
庄松の旅。