アンデルセン「マッチ売りの少女」ここ数年、絵本を探していましたが、絵も文も気持ちにそうものが見つかりませんでした。先週、山の家の物置を整理していたらこの本が出てきました。作業で背表紙が飛んでいきました。上掲で全文です。
老人となった今、読書生活をふりかえり、私にとって読書とは何であったのか。言葉にするなら、それはマッチ売りの少女がマッチの光の中に見たもの と言えようか。
1950年生まれ、大人たちの青少年を育てる熱意、次の世代への期待をラジオ番組にも、学校の先生からも感じていた。大畑末吉訳。デンマーク語からのはじめての翻訳。私には大事な文で全文引用。