読書尚友

A reading room in Nagoya

13 ヘーシオドス「仕事と日」

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岩波文庫 1986年

朴訥円満な老人というイメージであったが、文体はタリバン。江戸時代か明治の頑固おやじ風。全体に 壮語と感じる。

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長男にすべて相続させ、たゆみなく働け。

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「言葉の綾を尽くすより借財を返済し、飢えを防ぐ手立てを考えよ。」小室君ワカッタかな?

一戸を構え、女ひとり、妻ではなく奴隷女を・・

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「仕事をあす、あさってと延ばしてはならぬ」

ごもっともなれど 明治時代の農村のこわいおじいさんの感じですね。