読書尚友

A reading room in Nagoya

156 岡本文弥「ひそひそばなし」

松栄堂 昭和38年

玉川スミさんの都々逸につづき 岡本文弥さん

同感同感。

新派の舞台 今もやってみえるのでしょうか。

岡本文弥の随筆は同じ書店からの「芸渡世」が先。読んでおきたい。玉川スミのCDもネット上で購入可能。他、浪花千恵子「水のように」 これはネット上で閲覧可能。

失われゆく世界。

玉川スミの晴れ舞台は多分 戦時中の大陸での皇軍慰問公演。過酷な戦場での憩いのひととき。聴衆の兵士たちを 今の人は侵略者として一顧だにしないのであろう。

わたしはドドイツの聴衆の悲しみ、歓びをもっと知りたい。

 

このWebページ 本日5月23日現在 来観者2320人。ささやかですがセリーヌフルトヴェングラーとかR.H.ブライス などに興味を持つかなりの人々が来訪。