読書尚友

A reading room in Nagoya

166 スパイ・ファミリー

遠藤達哉 「SPY×FAMILY」

冷戦下の東側の国に潜入しているスパイの話。

独裁者の私生活に近づく作戦。 偽装家族・娘のアーニャちゃんを 独裁者の子の在籍する名門校に入学させ・・・

父親は最高峰のスパイ。「スパイ大作戦」か「ルパン3世」並みのことは日常茶飯事。変装が得意。表の顔は精神科医。母親は「ゴルゴ13」以上の殺し屋。表の顔は市役所の事務員。娘のアーニャちゃんも心理を読む超能力者で 「アラレちゃん」なみのパワフル娘。3人とも超パワフルなれど 日常生活が普通に送れない 非日常派。

上掲の場面は母親のはじめてのデパート行き。運動能力が人間バナレ。偶然助けた夫人が独裁者の妻 という御都合主義もタノシイ。

つまり 戦後マンガ・劇画のよいものを継承する作品 としたい。