読書尚友

A reading room in Nagoya

2021-08-27から1日間の記事一覧

101 セリーヌ「夜の果ての旅」

セリーヌ「夜の果ての旅」生田耕作・大槻鉄男訳 中央公論社 昭和39年 陽気な心象自伝。おもしろい。情熱的に生きる苦しみと愚かさが描かれる。トロツキーは泣き笑いしつつ読んだ、とされる。ヘンリー・ミラー、ロラン・バルトが高く評価。サルトルの「嘔吐」…