読書尚友

A reading room in Nagoya

46 カレル・チャペック「ダーシェンカ」

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カレル・チャペック 1890-1938

ダーシェンカ 子犬の生活」新潮社 2001年

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ダーシェンカの業績

知り合いでラブラドールに家具一切をかじられ、パイプ式の椅子で暮らしている夫婦もみえます。遠藤周作の家の犬は主人の帰宅を喜んで玄関で小便をもらしていたという。家に犬を上げる、そういう人たちの気が知れないが、うちも妻子どもが柴犬HANAちゃんを部屋にあげてしまっている。

チャッペクはダーシェンカのイタズラを偉業とたたえるのである。余裕。

しかし チャッペク 厄介者はすぐ譲渡。そうすると・・・

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ダーシェンカ

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カレル・チャペック「チャペックの犬と猫の話」河出書房新社 1999年

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次回 少年の日に読んだ「フランダースの犬」としたい。ネルロ少年と老犬パトラシェにもう一度会いたい。あの日読んで以来、少年が最後に見たルーベンスの絵、ずっとさがしていたが、60年、それらしいものとまだ出会っていない。村岡花子訳 いいはず。しかし、本がない。高原の集落に童話図書館をつくろうと蔵書全部寄付。最近新町長が廃校の校舎は維持費がかかるとして建物解体