聖書を座右に という人 ぼんやり見てませんか? この岩波のキリスト教辞典 いいと思います。
ピラトさん みんなの前で手を洗ってみせたり 役者。セリフの「イエスとバラバ どちらを釈放する?」も劇的。聖書の「総督が慣例に従い」を百回読むより、この辞典をみる方が 賢明。私はバレエ「イエスとバラバ」を若き日に見て以来、イエスの代わりに釈放されたバラバに注目。バレエというのは無言で動き回る。イエスと対で踊る人について考え込んでしまった。遠藤周作は「ゼロテ(対ローマ独立運動家)だ」と言う。
付録の 慣用表現 がおもしろい。
ルターもカトリックの修道院で育った。優秀な青年宗教家だったのでしょう。
日本では僧を揶揄する慣用表現多し。西洋各国ではキリスト教聖職者が揶揄されている。