読書尚友

A reading room in Nagoya

132 方丈記

鴨長明方丈記

何かの要素に反発して手にとらず、老後の今となり はじめて全編を読みました。「徒然草」程度の分量かと思っていましたが、あっけなく読了。シンプルな生き方の提示。自分の事だけ述べていて潔し。表現上手、平易で納得できる内容。

仏教思想としては「維摩経」の在家系 中正を得て好感がもてる。謙虚。

山守の子とも仲良し散歩。村の子と遊ぶ良寛はどこかわざとらしい気がする。方丈の庵は信仰の場であり、琴に琵琶。琵琶は名手とのこと。素晴らしい。

どうして反発していたのでしょう?