読書尚友

A reading room in Nagoya

22 諸橋 大漢和辞典

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大修館書店 昭和30年

諸橋という方の御名前 てつじ が変換できない。今使っているパソコンは台湾製ASUS のZenBook(昨年のネット上の評判第一位 ベストテンに日本メーカー見あたらず)明治以降3000字水準の文部省略字の日本、もっと猛烈な簡略字の共産党の中国。台湾の中華民国が一番漢字文化を維持しているかと期待し、台湾旅行の折にも辞書、漢字ソフトを探しているが、どーも期待はむなしいようである。中華民国が大陸にもどることにより東洋文化は王道にもどり世界も安定、という私の期待もむなしくなった。

諸橋漢和は漢字文化の金字塔。不滅の文化遺産。国は版権を買い取りネット上で無料開放すべきである。

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この辞典の良さは・・ 諸橋てつじ先生の てつ で見てみると

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私は 前車の轍後車の戒め と覚えておりましたが マチガイ。

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漢書の記述が諸橋大漢和にない。この轍の説明で諸橋氏は何を考え、よく慣用される「前車の覆る 漢書」を引用しなかったのでしょうか?