読書尚友

A reading room in Nagoya

12 エピクロス 

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エピクロス 教説と手紙」出隆 岩崎允胤 訳 岩波書店 昭和34年

エピクロスというと、エピキュリアン快楽主義の元祖という看板がついてしまうが、記述は地味でおだやか。ひとつひとつの言葉を静かにたどりたい。「手紙」であり私(一般読者)への言葉ではもちろんない。

というのは、エピクロスの文章からして「快楽主義」は誤訳誤称。提唱してみえるのは質素寡欲。追随者が堕落していての名称であれば・・・禅宗宗徒に悟ってない人膨大。追随者で看板を書けば「悟ってない教」

その2 「一般読者」相手に拍手喝采の論客、小林秀雄の本をとりあげた日の閲覧者0。はじめてのこと。その前に新左翼の星 羽仁五郎の本 2人。このWEBページ来訪1800人ほど。一日10人ほど。

それではエピクロス

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59 よいことの根っこは胃袋。そうそう。

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66 真の哲学 ではなく 哲学への愛。素晴らしい考え方を愛する。いいな。

67 手にはいるもので至福になれる。そうそう。

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81 怒って正義をめざすのはひかえよう。自分に言っているのです。

86 隠れて生きよ。隠れて生きよ、ではなく。逃げ隠れる暗い生き方 ではない。生き生きと、しかし、隠れて静かに。