読書尚友

A reading room in Nagoya

28 茶道誌「淡交」織田有楽特集

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「淡交」2021年11月号 淡交社 特集 織田有楽斎茶の湯

昨日 コロナ禍後 久しぶりに地下鉄に乗り本屋大型店へ。一階がドラッグストアにかわっていた。「淡交」千宗室の巻頭言が清々しい、むだのない文章。

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「無門関」かつてノートとりながら50則を吟味、本格的な構えで、空振りした感じ。今は「趙州録」を毎日少しづつ。これは手ごたえあり。趙州の観音寺にいるが如き実感あり。

「無門関」の平常心 南泉と趙州の会話であったか。とにかく出会った時から南泉と趙州は大の仲良し。ある日、弟子の趙州が南泉を蹴っ飛ばす。趙州は反省。「何を反省しておる?」「もっと手ひどくやるべきだった」

私の南泉・趙州観はまだまだ。 千宗室はちがう。すがすがしい。無門の偈もいい。

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有楽像。織田長繁家元も似た顔であった。

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有楽流の茶室は明るく軽快。風と緑を感じる。

茶室もいいけど、広間でも茶会はやります。

千利休の系統でない茶道も良いものです。