一昨日コロナ禍一過の久しぶりに大型書店。捜しても見当たらなかったロシュフコーを買う。以前持っていた文庫本より分厚い。数行の記述の集成だけでなく、文章もあり、解説も詳しい。別の本を手にしているような気がする。
記憶では上品で才気あふれる博識、であるが、今読み返すと、内容が狭く偏っている。
恋、女、虚栄心。若き日に読めば、まばゆい未知の世界であるが・・今見るとジゴロの必読書。
しかし、さすがの文章。
さえている!
「真実」という言葉は西洋と日本では異なる宝石。日本のは心中で真実を証明したりするが、西洋の真実は、アリストテレス「ニコマコス倫理学」の諸徳のひとつで、他の卓越性とともにある。美しく、賢く、さらに真実である、という文脈。
627 日本画の大作でイマイチなのも、下絵は素晴らしいということはよくある。
よく生きた人か? 分厚くなった本によれば、
そんな人の世評
党派に属するも良き党派人ではなかった、とあります。外見は中途半端だったのでしょうか。