爪弾きに声を落とした小唄の渋さ キャバレーじゃ聞けない江戸の味
何度逢うてもきらいはきらい 一度逢うても好きは好き
惚れて通った昔が恋し 今じゃあきれて戻る道
ちょこで受けてるお座敷よりも 二人で呑みたい茶わん酒
初めて見染めて初めて惚れて 初めてはじめるはずかしさ
三歳のときに27円で売られる。「おとうちゃんがお酒飲めるなら行ってもいい」
三歳で初舞台。 ♪ タコに骨ないナマコに目がない わたし子どもで色気ない
スミ姐さんに唱和
泣けてくるけど 笑ってしまう こんな小唄に出会いたい
三歳の娘を膝にのせて声をあげて泣くおとうちゃん
エンペドクレスのカタルシス 罪からの魂の浄め