読書尚友

A reading room in Nagoya

76 R.H.ブライス EASY POEMS 家庭教師時代のテキスト

 

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R.H.BLYTH  EASY POEMS 1959   THE HOKUSEIDOU PRESS

ブライス 「やさしい英詩」 北星堂書店

「詩の朗読を聞けば、天国に行ける人かどうかわかる」

      東京教育大学での講義で  ブライス

どんな英詩の授業だったのでしょうか? テキストから考えてみましょう。

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目次。 R.L.スティーブンソンが要所に。

このテキストとスティーブンソン A Child's Garden of Verses  (子供用詩集 英国ではクリスマスの贈り物の定番) とを比較すると 同一性が高い しかし キリスト教色のあるものは排除されていることがわかる。

どんな英詩講義だったか?

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最初に韻律分析 弱強弱強か 強弱強弱か  英詩の授業では先生が「アイアンビック!」とか小さく叫んで朗読 ハジメ / 天国に行けるかどうか聞き分けられてしまうのだから もう大変です。

どのような人が天国に行けるのか? ブライスさん「聖書に書いてあります。」マタイによる福音書 第18章 イエスはおさなごを呼び寄せ、彼らの真ん中に立たせて言われた、「よく聞きなさい、心をいれかえておさなごのようにならなければ、天国にはいることはできないであろう。」

それでは 朗読。7ページ。

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どうでしたか? 天国に行けそうですか?

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