読書尚友

A reading room in Nagoya

178 藤村詩抄

島崎藤村自選「藤村詩抄」昭和2年 岩波文庫

若菜集 合唱 4 高楼

平易な日本語であること

詩情が清純

シェイクスピアの無韻詩のようによどみなく流れていること

その辺が素晴らしいと思います。

この歌は聴いたことがあり、 うるおいのあるひとときを過ごさせてもらいましたが 藤村の「若菜集」から とは知りませんでした。姉と妹の対話 という構造はもっと尊重されて歌われるべきです。